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2週間終了

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2週目に入るといろいろと大学のことも落ち着いて見れるもんだ。やはり、中国人。日本人の集団主義は今でも強く信じられているようだが、ある調査によれば、中国人の方がその傾向が強いようだ(レクチャーでやってた)。事実、最初はいろいろ誘ってくれた中国人もやはり中国語がいいのか、今では固まって、僕の入る余地はない。僕が一人まざっても最終的には中国語になっちゃうんだもんね。中国人の自国文化のこだわりは恐ろしく、毎日のようにイギリスの食事について不満を述べている。曰く、食事の時間が短い、暖かいスープが飲みたい、ホットミルクが飲みたい、ライスの質が悪い、中国人のシェフを雇え・・・。だったらイギリスにこなければいいのにね。どうしてもイギリスの食事になじめない中国人は、キッチンで夜毎中華パーティを開いている。

僕のクラスメートの中国人女性でこんな事件があった。今のpre-sessionalのコースは食事付なのだが、彼女はまずいイギリス料理が食べられず、サラダだけを3皿取ろうとしたところ、イギリス人の配給係の人に一人一つだとひどく怒られてしまったらしい。彼女の言い分は、お金を払っているんだから、何を取ろうが自由じゃないないかということなのだが、僕にとっては、まあ、郷に入れば郷に従えでいいんじゃないかという気もする。1ヶ月過ぎれば自炊すればいいだけだし、イギリスの食事を楽しみに来たわけでもないしね。彼女の怒りはすさまじく、午後の授業は欠席してしまった。中国人おそるべし。

ここに来ている中国人は、北京と上海の富裕層の子供が多い。みんな親がかりで、MAというステータスを取りに来ているのだ。イギリスは米国に比べてビザも取りやすいらしく、1年でマスターがとれるということもあって、お気楽に来ている人が多い。とはいっても、教育制度は日本なんかよりもしっかりとしているようで、何ヶ国語も操る優秀な人も珍しくない。

それにしても、歴史認識の問題は根が深いですな。いくら説明しても、謝罪していないというのにはほとほと参りました。日中の公式文章を見せてようやく納得してもらいましたよ。政府の公式声明のように、チベット、ウイグル、台湾問題について主張する若者を見るに付け、本当に、天安門事件はいつのことやら、うまく政府にマインドコントロールされているようです(中国では、政府批判の記事は限定されるらしい)。ということで、今夜は中国特集になってしましましたが、なんせ、留学生のマジョリティだけに、ネタはつきなさそうです。
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by otschan | 2004-08-29 07:38 |

あっという間の一週間

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当初の不安はどこえやら。あっという間に1週間経ってしまった。外国生活は本当に性に合っているのか、驚くほどリラックスして日々を楽しんでいる。

日本人は、二つの寮に分かれて固まっていたようで、早く来た僕だけが、違う寮に入ってしまったようだ。とはいうものの数日してすぐ日本人全員と顔見知りになってしまった。固まらないように努めては見るものの、他の留学生もやはり固まっているので、食事の時などは、つい一緒になってしまう。でも、やはり、固まりすぎはよくないので、うまくバランスをとらねば。

来ている学生は、なかなか優秀な人が多い。日本人では、財務省や日銀出身者がいたり、他国の学生も、政府からの派遣組や、それぞれの名門校出身者が多い。

Pre-Sessionalで、おそらく8割を占める中国人とは、先日のサッカー騒動も関係なく、仲良くやっている。中国語を学びたい僕にとって、今の寮は最適とも言える。寮の中国人も僕に関心を示してくれているようで、ちょくちょく食事に誘ってくれる。今週は、日本人の飲み会の先約があったりして、何回か断ってしまったのは残念だった。

中国人との話で、必ず話題になるのは、やはり先の大戦のこと。これは、専門分野なので、ここぞとばかりに説明すると、皆一応に納得してくれる。皆さんやはり日本は謝罪をしてないと教えられているんですね。うーん、問題だ。驚くことに、彼らは日本のポップカルチャーにすごく詳しい。キムタク、金城武、宇多田ひかるなんかは当然知っている。逆にこちらは、あまり情報がなくて、政治的な固い話になってしまうのも問題だなあ。なんだか歴史が逆転しているみたいで、彼らは一様に、日本に追いつこうと、ビジネスを学びに来ているのだ。

土曜日は、ウースターソース発祥の地、ウォーチェスターに行きました。僕にとっては、たいして珍しくもない景色だったけど、昼間から太陽を浴びながら飲むビールは格別にうまく、やはり生活大国のヨーロッパにいるのだと実感する。

明日からは、授業も2週目。意外にレベルの高い授業は、少し苦しいけど、若者に負けないようにがんばらねば。

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by otschan | 2004-08-23 08:05 |

初日

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(ブログタイトルも変えて新装開店です。)

14日、大学に近づくにつれて不安になる。
こんな年でこんなことやってていいんだろうかという不安だ。
いまさら何言ってんだという気がするが、そう思ってきたんだからどうしようもない。
期待1、不安9ぐらいになってしまった。

イギリスは4回目だし、オランダにもいたので、さほど感動はない。
大学は思ったより広大だ。
Pre-Sessional(英語)のコース後に寮を自分で歩いて変わらないければいけないので、荷物が多すぎたなと少し後悔。
寮は、中国人だらけ。中国人しかいないっすよ。飛び交う中国語。そして若者。うーん、うーん、えーん。

彼女に電話しようとテレカを求めて、近くにあるというTESCOヘ。歩いて10分もかかったよー。テレカは見つからず、夕飯と朝飯だけ購入。寮に戻ったあと、部屋から出てきた女の子(英語名TINAちゃん)にテレカの購入場所を聞こうと話しかける。彼女も来たばかりということで、一緒に大学メインキャンパスにあるスーパー(コストカッター)まで出かけることに。通りすがりの人は皆中国人で、彼女はすれ違うたびに声をかける。なんだ、この大学は。彼女は北京生まれの中国人で裕福な家庭で育ったようだ。「渡航の自由が禁止されている中国で留学は普通なのか」と聞いたところ、「金があれば、どこだっていけるのよ」とのことだった。それにしてもティナちゃん英語下手。会話が続かなーい。

結局テレカは見つからなかったが、インターネットが出来ることを発見!早速今朝(15日)テレビ電話を試したところ、おもしろいーーーーー。(ね!)

その後、午前中、校内をぶらつくが、日曜日ということもあって、人もおらず、静かだった。のんびりしたところだなあ・・・

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by otschan | 2004-08-15 22:45

実家にて

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8月6日から12日までは、実家で過ごす。
この間はあまりおもしろくなかった。親はもうろくして耳が遠くなっている上に、相変わらず子供扱いなので、いまだに喧嘩が絶えない。僕はよく「まっすぐ」だと人に言われると書いたが、母親に言わせれば「へそ曲がり」らしい。どちらが本当の自分なのか。まあ、母は、思い通りにならない僕をこう表現しているのだろう。親のことは、あまりおもしろくないので、あまり書きたくない。

12日に彼女が東京から来て、親と弟夫婦とで鴨川の川床で食事をした。桂小五郎の奥さんが住んでいたとこで京都らしい風流な場所だったけど、1万4千円は高いよね。同じ仕事を辞める予定だが再就職先も決まり、結婚も済ませた弟はすっかり余裕で大人になっていたのには驚いた。弟の奥さんはもっぱらうちの母親と話していて、あまり話せなかったのが残念。

13日、フランスで知り合ったしんやさんのお店に行く。滋賀県守山市のミラベルというお店。ホームページもないので、口コミだけのお店だ。30台前半で自分のお店を持つなんて格好良すぎる。味も抜群ですごく満足できた。その後関空へ。特急はるかは、ときどき自転車なみのスピードになって、着いた頃にはすっかり夜になっていた。明日の出発が気になり、あまり寝れず。

14日、いよいよ出発。重量オーバーで3万5千も払ってしまった。大失敗。フランクフルトで乗りついで、約15時間の旅はしんどかったでごじゃるよ。(つづく)
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by otschan | 2004-08-15 22:09 | こもごも

モンブスケ

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モンブスケといっても、人の名前ではない。ボルドーで見つけた僕と彼女の思い出のワインだ。僕らは、もともとサンテミリオンの強く単線的な口当たりがあまり好きではなかったのだが、モンブスケは、期待を裏切り、繊細な香りと柔らかな口当たりを持つワインだった。その時買ったのは96年。今回のは、97年で、値段もぐっとお手ごろになり、サンテミリオンらしい口当たりに仕上がっていた。が、それでも、時間とともに空気と混ざり合うことによって生み出される変化に富んだ香りと味は、紛れもなくモンブスケのそれだった。

実は、僕の彼女に対する気持ちは、ある事件以来、非常に冷めてしまっていた。8月3日は最後の晩餐・・・になるはずだったのだが、なんとかしようと彼女が必死になって探し出してきたらしい。
「今タイユバンにいるんだけど、この間見たモンブスケって99年だっけー。1万円以上するんだけどさー、どうする?」
「そんな出せるわけないだろ。モンブスケで俺を釣ろうっていう作戦だったようだが、とうとう神様にも見放されたな。」
「何よー。もういいよー。」
この後、彼女は、方々探して、安いモンブスケを見つけた。
「ふっふっふ。神様は私の味方なんだよ。」
というわけで、神様と彼女の心意気に免じて、僕は、今でもここにいるわけだ。

明日はいよいよ、大阪の実家に帰って、1週間後の14日には英国に旅発つ。少しナーバスになっている僕に彼女が言った。
「どうせ12月に帰って来るんだしさー。ちょっと行って来まーす位な感じでいいんじゃないのぉ。」

というわけで、皆さんちょっと行ってきまあーす。
(明日からインターネットは、しばらく使えません。)
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by otschan | 2004-08-05 19:16 | こもごも

指詰め注意2!

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お食事中の方は済みませんが、この間詰めた指です。かなり卑猥です。ちゃんと元通りになるんだろうねえ・・・(涙)。
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by otschan | 2004-08-03 01:19 |

営業

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渡英前の飲み会ラッシュ。今日は、前の職場でお付き合いのあった業者の営業の方に壮行会を企画していただいた。縁とは不思議なもので、仕事を辞めた今でもこうして親切にしていただいている。僕は、Tさん曰く、「まっすぐな性格」らしい。自分でもそう思う。そろそろ変化球も覚えたい年頃だが、僕は所謂駆け引きというのが苦手だ。性格自体はひとそれぞれだし、いい悪いの問題はないと思う。僕自身、この性格が災いしていろんなトラブルを頻繁に引き起こすし、逆にTさんのように、「気持ちいい」と褒めてもらえる時もある。国際政治に目を向けてみれば、「まっすぐ」な僕の性格は、さしずめ米国というとこになるのだろうか。うーん、あまりうれしくないかも(笑)。営業畑を15年以上歩いて部長に昇進されるTさんは、「営業学」を教えたいと言う。おもしろいなあと思った。確かに「営業」というのは、商行為の中で重要な位置を占めるのに、学問的には確立されていない。再び国際政治に対比して見れば、営業とは「外交」に当たるのではないだろうか。すなわち、日本の外交とは、日本を売り込むこと、日本を営業することである。Tさんの営業哲学は「役に立つ」ことだそうだが、イギリスで国際政治を学ぶ僕は、日本が世界にどう「役に立つ」べきかを学ぶことでもあるのだな、と思った。
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by otschan | 2004-08-03 01:10 |

オートキャンプ

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8月1日と2日、アウトドア仲間と群馬県吾妻村にオートキャンプに行く。みんな何気に年齢を重ねており、歳相応のお気楽アウトドア旅行となった。考えてみれば、この面子でオートキャンプをしたのは初めてのような気がする。キャンプ場は設備の充実度に比して客が少なく、バーベキュー、蛍、温泉、散策を満喫した非常に楽しい旅行となった。日本の田舎については、電柱、看板、ガードレールが美観を損ねていることと、都会のセンスと田舎のセンスがあまりにもかけ離れているというのが、僕の持論なのだが、美観に関する限り、意外に良かった。先にあげた3点セットがあるのは仕方がないとして、まず、道路が素晴らしく広く、電柱があまり気にならない。看板やガードレールが少ない。道路わきの雑草等がきれいに整備されている。都会を上回るスーパーの内容の充実ぶり!以前行った湯布院は評判倒れだったけど、ここは精一杯美しくしようという意気込みを感じし、お金がかかっている気がした。さすが天下の自民党王国。群馬県ってちょっと調べるだけで、小渕、中曽根、福田と総理経験者をたくさん輩出しているんですねー。最後に、心温まる友の気遣いに感謝!たるんだ心と体に鞭打ってくれましたよん。
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by otschan | 2004-08-02 02:09 |

争いごと

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7月30日、前から勧められていた知り合いのフレンチで食事。争いごとというのは、いろんな事の積み重ねで瞬時に爆発的に起こるものだと、つくづく感じさせられた夜だった。したがって、人は争いごとについて寛容になるべきなのか、それとも、それを招いた他人(又は自分)を責めるべきなのか。おそらく両方なのだろう。これ以上のことは今は書けない。
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by otschan | 2004-08-02 00:25 |