カテゴリ:こもごも( 21 )

夏学期(3週目)

しばらく、パリぼけが続いたけれど、なんとか、3本のエッセイの手直しをして12日に提出した。今回は、チューターとの相談なしに書いたけど、提出の3日前に、だめもとで、コンクルージョンだけコピーをして、各チューターにメールした。予想外に、次の日に、きちんとコメントを付けて返事が来た。エリオット(セオリー)のコメントは、相談に来るのが遅すぎるだの、単なる学説の寄せ集めだの辛辣なことが、相変わらず書いていて、具体的にどうしたらいいのか書いてなかったけれど、まあコメントをくれただけでよしとしよう。クリス(アジア太平洋)も、いいいけど日本についての記述がポジティブすぎると相変わらずだった。ピーター(アジア開発)だけは、具体的にスペルミスまで含めて詳細なコメントをくれたのは助かった。彼は、本業ではどうかわからないが、指導教官としては、非常に大好きな先生だ。

今回は、セオリーを抜かして、1週間で書き上げたし、セオリーも正直言ってうまくまとまらなかったんで、うまくパスできればいいけど。いずみさんの校正もなかったのが残念。まあ、いつまでも甘えてたらだめだしね。

ひさしぶりに、ティナちゃんと飲みに行った。6月に帰るというと、I will miss u と言ってくれた。こういうこと言ってくれるかがどうかが、本当の友達と言えるよなあ。帰る前に、できるだけ会おうと約束する。
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たえさんへのお返しに、カレーを作ってあげる。他にもいろいろ呼んで、総勢6人の食事会になった。みんな僕の知らないところで楽しんでいたのね。うまく会話に入れなくて、少し落ち込む。
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by otschan | 2005-05-26 01:53 | こもごも

9週目:再びエッセイについて

まだまだ風も強く寒い日が続くか、晴れの日もちらほらでてきた。この学校の先輩が言っていたが、緯度が高いイギリスでは、光の入り方が違うのか、晴れの日は多少寒くても本当に気持ちがいい。今日は、ひさしぶりにテスコまで買い物に行った(歩いて15分程)。
今週前半は薬の量を半分に減らしたため、不眠症が一時再発して困ったが、今はとりすぎるほどの睡眠を満喫している。なんとなく、罪の意識を感じてしまうが、あまり深刻に捉えずに自然体でいきたい。

今週のイベントは、月曜日のタイ・ナイト。これは例の津波災害のチャリティも兼ねてのイベントだった。なかなか司会もうまく、タイの料理や、タイの伝統的な踊りあり、ムエタイのショーあり、カラオケ大会ありのイベントは9ポンドと少し高かったが、大変楽しめた。アンダーグラジュエートで来ている連中は本当に英語もうまく、なかなかレベルの高い人が来てるんだなあと思ってしまった。

授業の方は、水曜日に最後のプレゼンもまあまあうまく行き、いよいよエッセイに向けてエンジンをかけ始めなければいけなくなってきた。今週は、そのエッセイの文献集めをとりあえずひととおり終えた。リーディングもそれなりにしているが、理論的なところには、読解力が追いつかず、苦戦している。

さて、そのエッセイだが、セリーナに彼女の答案を見せてもらった。最初の感想は思ったよりよく書けていたというものだ。彼女の答案の良いところは、いろんな文献の引用がうまく入っていて、なんとなく普通のエッセイらしい形に仕上がっていたことだ。まあ、予想通り、マルキシズムについて、褒めちぎるというエッセイになっており、これが好印象を与えたことは間違いない。しかしながら、よく難解な理論を理解してきれいなエッセイに仕上げたものだ。普段はサボってるけど、本気を出せばこんなエッセイが書けるというのは、たいしたものだと思った。けれでも、この学校の評価方法にも不満を覚えたのも事実だ。はっきり言って彼女の論文は頭を使って書いてはいない。いろんな学者がマルキシズムについて、評価していることろ寄せ集めたに過ぎない。通常イギリス式の論文には、アーギュメントと言って、反対意見とそれに対する再反論を展開させるというのがパターンになっているのだが、彼女の場合、反対意見はマルキシズムについて致命的なところを突いてないし、それに対するマルキシズム側の反論もでもこういういいところもあるから程度で、議論にはなっていないのだ。結論にいたっては、旧来の国際関係論と違った観点を持ち込んだという程度で、なんだそりゃと思わずにはいられない。この程度の論文が評価を受けるというのは、明らかに僕の戦略ミスであった。これにはいろいろ、理由があって、実はプレセショナルの時に、君のエッセイはオリジナリティがあってよろしいといわれてのに気をよくして、その路線で書いてしまったことだ。学者の論文に引きずられずに事実をその証拠として用いれば、よりオリジナリティは出やすい。その時、僕はセリーナのエッセイについて、自分のメッセージがないとか、これでは、単なる知識の寄せ集めだと言っていたのだが、僕の方が勘違いしていたようだ。おそらく、エッセイに頭を使う必要はない(65以上を目指すのであればまた違うのだろうが)のだろう。要は関係のある箇所をうまく引用して、議論らしく展開をして、やや左よりに仕上げれば60はとれるのだと思う。しかしながら、これは言うは易しである。リーディング能力にいまひとつ欠ける僕は、学者連中の論文に非常にてこずっている。実際世界とかけ離れたところで、みんなコスモポリタンにならないといけないとか言っている奴は、具体策を提示してみろとつい反発してしまうのだ。次回は、これを教訓に左路線で書いてみたいと思うが、これで点数が上がったら大笑いだなあ。でも、本当に後がないので、がんばらないといけない。集中力、集中力。
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by otschan | 2005-03-07 00:16 | こもごも

7週目:授業再開

このごろのイギリスは、風は強く冷たいが、晴れの日も多く、春の予感を感じさせる。さっさと夏になって早く日本に帰りたいですなあ。今週は、次のエッセイのテーマを考えなければいけないのだが、IRセオリー以外は先生とのアポがとれず、来週に先送りになってしまった。IRセオリーの方は、プレゼンテーションでアイデンティの問題をやったので、これで行こうと思っている。ドラフトを提出したところ、少しいろんな要素を入れすぎているとのことだったので、Theorising identity and conflict というテーマでまとめてみた。オプショナル・モジュールのアジア太平洋については、卒論を東アジア共同体と日本のアイデンティというテーマで書こうと思うので、これに役立つように、アジア地域安全保障と日本の役割というテーマで書きたいと思っている。アジア開発の方は、選択になるのだが、東アジア諸国の発展と民主主義というテーマで書こうと思っている。最近は、薬のおかげで、思考もクリアになり、勉強意欲も出てきたので、図書館にいる日が多い。僕と同じように仕事を辞めて、今博士課程にいる方は、何とIELTS4.5(今では入学には7.0が必要)から出発したというつわものだ。修士時代は、朝6時から夜の12時まで勉強していたらしい。とてもここまではできないが、残り約半分は、今まで以上に勉強しないと卒業も危ういと思っている。まあ、単純に考えれば、仕事をしている時間を勉強に充てればいいのだから、満員電車の悩みもないし、そんなに大変なことではないはずだ。しかし、勉強は一人でもくもくとやらなければいけないし、部下もいないというのが、大変なところだ。普通のことを普通にやればいいのだが、それができない人間になってしまったのが、悲しい。
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by otschan | 2005-02-20 21:14 | こもごも

帰国(2週間)

帰国。しばし心と体を休める。前半は、時差と風邪でくるしかったが、しだいに回復。大阪、東京、北海道、東京と忙しく、エッセイもはかどらなかったが、ひさしぶりにリラックスできでよかったと思う。今年こそはいいことあるようにと、お守りを2つも買う。本当に無事卒業できますように。
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by otschan | 2005-01-15 20:16 | こもごも

16週目:冬休み

なんだがいろいろと大変だったTerm1がようやく終わり冬休みに入った。プレセショナルの時期と違って、本当に苦しい2ヶ月だった。冬休みに入って、気も楽になったのか不眠症の方は直って、逆によく寝れるようになった。大学院の生活は、なんといっていいのか、働いている時とはまた違う苦しさだ。お金にならないせいもあるのだが、なんだか報われない苦労をしているような気がしてならない。理論中心の大学院の勉強がいったいなんの役に立つのかわからない、一生懸命リーディングをしても書いていることがよくわからない、エッセイを書いてもフィードバックがいまいちだったり、娯楽が少ないなどなど理由はいくらでもあるのだが、自分には大学院の勉強は向いてなかっただなあとつくづく思う。まあ、でも、生きているうちにいろんな経験をしたいというのが自分の考えでもあるので、ここに来たことについては後悔はしないようにしたい。
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今日は、先週のタイパーティに続いて、日本食のパーティがあり、あきらさんちでひさしぶりに和食をごちそうになった。あきらさんは、大学郊外に住んでおり、古いながらもなかなか趣のあるアパートに住んでいる。奥さんは、京都の出身で、今日は、さば寿司など本格的な京料理が食べれて本当に楽しかった。先週パーティを開いてくれたプラはなんとエッセイをパスできなかったようだ。最近大学のランキングが上がっており、それにつれて、評価も厳しくなっているのではないかとのこと。パスできただけでもよかったのかもしれない。本当はすべて投げ出して今にも日本に帰りたいけど、気持ちを新たに、とにかく、大学院卒業に向けてがんばりたいと思う。帰国まで、少しでもエッセイを仕上げよう。
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by otschan | 2004-12-06 08:11 | こもごも

10週目、11週目、12週目そして13週目(初エッセイそしてクラブ活動!)

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うーん、月日が経つのは早いなあ。1ヶ月も更新していなかったのかあ。授業が始まって忙しいなあと思っていたのは大きな間違いで、日々の授業に加えて、プレゼン、エッセイがあるのを無視していました。これから、どんどん忙しくなるから、気力が持つか心配だ。

10月31日から11月1日は、タイムドエッセイという3日間(正確には2日とちょっと)で2000から2500字のエッセイを提出しなければいかなかった。ネイティブでもない者がこんな短期間でエッセイを書けるはずもなく、11週目から(つまり1週間前)からせっせと準備をしていたのでした。10週目は何をしていたのか?すっかり忘れてしまったけど、酒まみれの日々から少しづつ立ち直っていたのかもしれない。エッセイの方は、プレセッショナルで知り合った元英語講師に校正を全面的にお願いして、なんとか仕上げた。出来は、アイデアが先走っていて、いまひとつ構成やロジックに不満が残ったものの、友達はけっこう評価してくれた。最初のタイムドエッセイは、評価全体の17%しか占めないので、あまり気にすることはないらしい。とはいっても、PHDに進むには、平均で65点(70点以上がAレベルで75点とると出版してもいいぐらいの出来になる)とらなければいけないので、気は抜けない。

12週目は、リーディングウィークと言われるもので、授業がなく、本当はたくさん読書をしなければいけないのだが、エッセイを提出して、すっかり気力がなくなった僕は、月曜日、火曜日と2日間たっぷりと睡眠をとってしまった。おまけに、新しく入ったハイキングクラブで、憧れの湖水地方に行くために水曜日は、レミントンスパと呼ばれる学校からバスで15分ぐらいの町に買出しに行き、その夜は、タイ料理から学校のバーへとハシゴをしてしまった。湖水地方は、金曜日から日曜日までのプランで、クラブが持ってる?バンで4時間近くかけてたどり着いた。イギリス流のハイキングというのは、こういうものなのかということを実感したのだけれど、とにかく、地図とコンパスだけで、道なき道を歩き、丘の農場を横切り、最後は少し迷って、森を突っ切って帰ってきた。ナショナルトラストの人に怒られないのだろうか・・・・。1日で7時間ぐらい歩いたけど、霧で湖なんて全然見えなかったなあ。とにかく、霧雨と風の中をひたすら歩き、クランピングと呼ばれる石がごろごろしているところでは、足をとられないように這い蹲りながら、歩き通して一日を終えた(立ち止まると寒いし雨が降ってるので休めない)。帰った頃には、体中どろどろで、次の日はさすがに、市内の観光組に入ったのだけれど、しばらく、参加するのはやめようと思う。
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13週目は、今月末のプレゼンの準備を開始したのだが、火曜日には、別のクラブ(ゴルフ)の打ちっぱなしに参加した。ひさしぶりにするゴルフはなかなか気持ちよかったなあ。こっちは、正味2時間ぐらいの気晴らしになるので、ちょくちょく参加したいと思う。

あと、3週間もすれば冬休みに入って、その後2週間で日本に帰国出来るのだけれど、その間、5000字のエッセイを2本と、タイムドエッセイの準備、そしてプレゼンテーションの準備もしなければいけない。それを考えると、とてもゆっくり休んではいられないのだけれど、帰国前に出来るだけの作業はするつもりだ。そんなわけで、結構大変で、当分、酒・たばこからは離れられそうにないなあ。中国語とフランス語の語学学習も継続が難しくなってきたぞ(中国語は完全にリタイア)。
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by otschan | 2004-11-12 21:17 | こもごも

7週目:授業開始!

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いよいよ授業が始まった。具体的には、日曜日の2時から、inductionと呼ばれる説明会があり、最初の1週間で、あらかじめ希望していた選択科目等についての最終決定を行う。僕は、先週の読書週間の際に、ある科目にとてもついていく自信がなくなり、科目の変更願いをあらかじめ出していたのだが、問題なく変更されていた。受講科目は、コアモジュールの国際関係論の他、選択科目で、International Relations of Pacific Asia と East Asian Development Models & the Asia-Pacific Regionをとることにした。国際関係論がかなりハードに感じたのと、自分の英語の読書スピードに自信がないため、比較的簡単だと思われるものにした結果だ。

授業に出てみた感じでは、先生の言っていることは、まあまあ分かるとして、ネイティブスピーカーの生徒の英語がよくわからない。早口で、いろんな修飾語句を間に挟むので、何を喋っているのかわからない。まあ、あまりたいしたことは言ってないようだが。セミナーはだいたい12人ぐらいで、イギリス人は1人か2人という構成だ。EU以外の国の学生で、学費を多く払っているアジア人等は、コアで3人、選択科目になるとさすがにぐっと増えて半分以上という構成になっている。毎週の授業は、リーディングリストにしたがって学生が読書をして、それを毎回誰かがプレゼンテーションをして、進められる。先生は、基本的にレクチャーをするわけではなく、ガイドという感じである。

プレセショナルで知り合った人ともいくつか授業が同じなのは心強い。ほとんどの生徒が、プレセショナルに参加していないので、やはり英語力には歴然とした差がでてしまう。英国の学問は、噂どおり理論が中心で、非常におもしろみがなく、読むべき本もあらかじめ与えられているので、早くも1週間で、嫌気がさしてきた。来週から、授業が本題に入っていくので、気を引き締めねば!
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by otschan | 2004-10-03 00:04 | こもごも

ウェイウェイ

彼女の名前はウェイウェイ。前に紹介した食事事件の女の子で僕のクラスメートだ。上海出身で、親がお金持ちのようで、顔はじゃりん子チエに似ている。中国の高校を卒業後、九州の大学に4年間いたので、日本語がうまく日本語検定1級を持っている。「北京と上海どっちが好き」という質問に、「福岡」と答えるほど、大の日本びいきだ。ときどき日本に「帰りたい」と言っている。きれいにカットされた髪型、バーバリーのへそだしシャツ、底浅のジーンズにこじゃれたサンダルは、まさに日本人なのだが、なかなか中国人意識も見え隠れする。

例えば、先日の食事事件(サラダを3つ取ろうとして怒られた事件)の際、僕は、何の意図もなく、「他に中国人も怒られてたな」なんて言ったのだが、すぐさま、「その言い方嫌い!」(つまり中国人差別と受け取られた)と言われてしまった。中国人が食事にうるさいのは事実なのだが、国籍名を出すと差別ととられるのは、彼女の中国人としてのプライドがそうさせているとしか思えない。逆に、日本人に置き換えても、僕らはなんとも思わないけどなあ。

もうひとつ。今週は、大学主催で映画を見る機会があったのだが、正直言ってうるさかった。彼女に感想聞かれて、「映画はおもしかったけど、うるさかったなあ。」と答えたところ、「中国人は単純に映画を楽しんでいるのよ。もっと中国人から学ばなきゃあ」とのたまわれた。うーん、そうかなあ。(今度は国籍名を出さなかったぞ。)

最後にもうひとつ。授業で、税金の話が問題になった。どこの国でもそうだろうが、一般にお金持ちは貧乏人よりも多く税金を払うことになっている。それは、政府からのサービスが同じであっても、お金持ちは多く払うべきだという考えがあるからだ。これについて、高負担高福祉で有名なノルウェー人と彼女が対立した。「どうして、同じサービスなのに、たくさんお金を払わなきゃいけないの」。おーい、中国って共産主義の国じゃなかったけ?

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実感に反して、中国の国民当たりGDPがすごく低いのは、地域間で所得格差がおそろしく大きいことを表している。北京、上海、香港以外の地方の人は、移動も制限されているので(制限しないと大変なことになる)、その境遇は悲惨だ。彼女達富裕層が、外国でビジネスを学び、帰国して何をするのか。中国の行く末はまだまだ未知数だなあとしみじみ思った。
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by otschan | 2004-09-05 20:38 | こもごも

実家にて

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8月6日から12日までは、実家で過ごす。
この間はあまりおもしろくなかった。親はもうろくして耳が遠くなっている上に、相変わらず子供扱いなので、いまだに喧嘩が絶えない。僕はよく「まっすぐ」だと人に言われると書いたが、母親に言わせれば「へそ曲がり」らしい。どちらが本当の自分なのか。まあ、母は、思い通りにならない僕をこう表現しているのだろう。親のことは、あまりおもしろくないので、あまり書きたくない。

12日に彼女が東京から来て、親と弟夫婦とで鴨川の川床で食事をした。桂小五郎の奥さんが住んでいたとこで京都らしい風流な場所だったけど、1万4千円は高いよね。同じ仕事を辞める予定だが再就職先も決まり、結婚も済ませた弟はすっかり余裕で大人になっていたのには驚いた。弟の奥さんはもっぱらうちの母親と話していて、あまり話せなかったのが残念。

13日、フランスで知り合ったしんやさんのお店に行く。滋賀県守山市のミラベルというお店。ホームページもないので、口コミだけのお店だ。30台前半で自分のお店を持つなんて格好良すぎる。味も抜群ですごく満足できた。その後関空へ。特急はるかは、ときどき自転車なみのスピードになって、着いた頃にはすっかり夜になっていた。明日の出発が気になり、あまり寝れず。

14日、いよいよ出発。重量オーバーで3万5千も払ってしまった。大失敗。フランクフルトで乗りついで、約15時間の旅はしんどかったでごじゃるよ。(つづく)
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by otschan | 2004-08-15 22:09 | こもごも

モンブスケ

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モンブスケといっても、人の名前ではない。ボルドーで見つけた僕と彼女の思い出のワインだ。僕らは、もともとサンテミリオンの強く単線的な口当たりがあまり好きではなかったのだが、モンブスケは、期待を裏切り、繊細な香りと柔らかな口当たりを持つワインだった。その時買ったのは96年。今回のは、97年で、値段もぐっとお手ごろになり、サンテミリオンらしい口当たりに仕上がっていた。が、それでも、時間とともに空気と混ざり合うことによって生み出される変化に富んだ香りと味は、紛れもなくモンブスケのそれだった。

実は、僕の彼女に対する気持ちは、ある事件以来、非常に冷めてしまっていた。8月3日は最後の晩餐・・・になるはずだったのだが、なんとかしようと彼女が必死になって探し出してきたらしい。
「今タイユバンにいるんだけど、この間見たモンブスケって99年だっけー。1万円以上するんだけどさー、どうする?」
「そんな出せるわけないだろ。モンブスケで俺を釣ろうっていう作戦だったようだが、とうとう神様にも見放されたな。」
「何よー。もういいよー。」
この後、彼女は、方々探して、安いモンブスケを見つけた。
「ふっふっふ。神様は私の味方なんだよ。」
というわけで、神様と彼女の心意気に免じて、僕は、今でもここにいるわけだ。

明日はいよいよ、大阪の実家に帰って、1週間後の14日には英国に旅発つ。少しナーバスになっている僕に彼女が言った。
「どうせ12月に帰って来るんだしさー。ちょっと行って来まーす位な感じでいいんじゃないのぉ。」

というわけで、皆さんちょっと行ってきまあーす。
(明日からインターネットは、しばらく使えません。)
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by otschan | 2004-08-05 19:16 | こもごも