2005年 05月 31日 ( 1 )

夏学期(7週目:グッバイ!セリーナ?)

セリーナはティナちゃんと同じく、プレセショナルの時からの友達だ。友達というより、師弟関係に近い。彼女は、糞生意気な奴だが、時には、僕を先生として、年の功をねだってきた。特に、プレセショナルの時には、どこに行くにも「一緒に付いてきて」と、僕によくなついていた。

とはいっても、ここ最近は、いずみさんと同じく音信普通になっていた。本人曰く、台湾人ソサエティの活動で忙しいとか、エッセイが終わらないとか、黒人のノルウェー人にしつこく付きまとわれているのでMSNは使わないことにしているとか、、、まあ、なんだかんだいろいろ理由はあるようなのだが、こっちからは連絡がつかないくせに、突然部屋に尋ねてきたりしたこともあった。

パリから帰ってきて、彼女とは、うちのキッチンでばったり会って(隣の部屋で台湾人会があったため椅子を借りに来た)、5月末に台湾に帰って、その後アメリカに行くというのは聞いていたのだが、まさか、何も言わずに、行ってしまうとは思わなかった。。。(うう薄情な奴)

事の発端は、としさんからの連絡だった。

「えー、日程調整が難航しているアジアン・パーティの企画ですが、セリーナ抜きでやることにします。長旅に出かけるらしいです(卒論は大丈夫なのかというのは聞かないで)」

「ぬぅあにぃ!何も聞いてないぞ。メールで連絡があったんですか?こっちは、メール打っても返事が全然ないですよ。」

「いや、この間ばったり会って。。。台湾でしゃぶしゃぶ食うとか言ってました。しゃぶしゃぶは、台湾でも通じるそうです。」

「夏にしゃぶしゃぶって我慢大会やんかー」

ちょっと、水臭いやつだなあと思いつつ、電話してみるもつながらず。携帯メールで電話しろと入れてみる。20分後電話があった。

「おいこら、明日台湾に帰るんだって?」

「そう」

「なんで言わないんだよ」

「だって、エッセイ終わったら、台湾人会の旅行があって、いとこが尋ねてきて、また台湾人会の集まりがあったりして、、、もう泣きたいくらい忙しかったのよー。パソコンも調子悪いし。。。」

「お前の辞書には、計画ってことばがないのか」

「ははー、ないかもー。でも外交官になったら秘書が付くんでしょ。大丈夫よ。」

「あほ、それはえらくなってからだ。お前が秘書やるんだ。偉い人のスケジュールでこんなことやってたら、台湾政府壊滅だぞ。」

「うるさいわねえー」

「で、いつ台湾から戻るの。俺メールで打ったけど17日に帰るんだけど。」

「17日に戻って、18日にアメリカに行く」

「じゃあ、もう会えないじゃん」

「まー、外交官になったら、日本に行くからサー」

「なんだよそれー、本当になれんのかよ。」

「あー、明日のパッキングまだなんで、またねー」

なんだかなー。結局終始奴のペースで肝心なことを言えなかった。なぜか、この大学の人とは常識ある人間関係が築けない。それとも、台湾人というのはこういうものなんだろうか。南国人は、もっと情に厚いと思ってたんだけどなあ。ちょっと、アナキン・スカイウォーカーに裏切られた、オビ・ワン・ケノービの気分です。
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by otschan | 2005-05-31 04:23 |