2005年 01月 30日 ( 2 )

春学期(4週目:先生とエッセイについて相談する)

リサーチエッセイもいよいよ完成に近づいた。一応5000字を書き上げたので、アウトライン(500字)を作成して、先生のところに相談に行った。前学期に先生とのコンタクトをあまりとらなかったので、少し反省して今学期はなるべく先生と話すことにしたのだ。慶応大学で既に博士課程に進んでいるエイジさん曰く、ここの先生は世界的にも有名な人達なので、セミナーなんかに参加しているよりも、先生と直接20分話せる時間の方が貴重だという。最初のエッセイの成績があまりよくなかったこともあり(あとでいろいろ聞いてみるとそれほどしょげるほどのものでもなかったらしいが)、今回のエッセイについては事前に先生の感触を得たかったというのもある。結果は、まあだいたい合格点をもらえそうな感触は得たものの、先生との考え方の違いというものを感じて、少し複雑だった。卒業できればよしなのであまりいい点数を望むこともないのだが、この先生との折り合いをどうするかが今後の課題となりそうだ。

まず、「日本のナショナリズム」については、僕は、あまりたいしたことありませんよということを言いたかったのだが、どうも先生は、アジアに悪影響を与えているということを書いてほしかったようだ。物腰が柔らかい先生だけに直接的には言われなかったが、あれを入れろこれを入れろというアドバイスの裏にそういう意見を感じ取ってしまった。さすがに、このテーマの結論だけは譲れなかったので、できるだけ、アジアからの反発例を盛り込んで、完成させた。まあ、結論が先生の意見とは違うのだから、あまりいい点数はもらえないだろう。まあ、しかし、これはいたしかたがない。

「日本の高度成長」についても、僕はいろんな要素が絡み合って日本の高度成長に結びついたということを書いたのだが、それは、なにも分かっていない人がやる論法で、何が一番重要な要素(企業か国か)だったかを書けと言われてしまった。こちらも、落第はしないだろうけど、いい点数は上げれないと言われてしまった。世の中には折衷説というのもあるし、なかなか証明は難しいんじゃないかと思うのだが、まあ、こちらは、たいして思い入れもないし、直感的には民間企業の努力という意見だったので(実は、先生の意見を裏読みして折衷説にしたとう事情もある)、なんとか構成を変えてみたいと思っている。

それにしても、エッセイとは本来自分の考えを書くものであるのに、先生の考えがここまで影響するものだとは思わなかった。まあ、向こうもプロであるし、自分の意見を固めるのにそうとうな分量の資料を読んでいるのだろう。あまり、簡単には逆らわない方がいいのかもね。ま、卒業できればいいので、適当にやりますがね。
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金曜日はたみこさんの誕生日会でみんなで動物になる。ずいぶんたくさん人が来てたのはたみこさんの人徳か。すごい。
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by otschan | 2005-01-30 02:03 |

春学期(3週目:One World Week)

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先週は、この学校の文化祭であるOne World Weekというのがあった。この学校に来ている留学生がそれぞれのお国自慢をするというもので、出店やらファッションショーが催されるのだ。そろぞれのイベントはとかくお金に貪欲なこの学校らしく、入場料を取られることになっている。本来、このイベントは、準備に相当時間がかかることもあって、もっぱら学部生であるunder graduateが中心となって行われる。僕も当初はエッセイも終わっていないし文化祭程度の出し物をわざわざ金を払って見に行くのもなあと思っていたのだが、セリーナがファッションショーに化粧をして出るという情報を得て、おもわず5ポンド(1000円!)のチケットを衝動買いしてしまった。
ファッションショーは、各国それぞれ2回の出し物があり、伝統と現在のファッションを披露する。セリーナの台湾は、中国への対抗意識から、伝統部門では原住民の衣装を着てのショーだった。台湾はいままさに台湾人意識が高まっているのだが、自国のアイデンティティの構築には苦慮しているようだ。やはり、原住民の衣装ってのはすこし違和感があるもんね。まあ、でも、例えば、香港ソサエティーなんかは、やはりチャイナドレスを着たりして、本家の中国とは似たような感じになっていたので、彼女たち自信は区別化できたことでとりあえず満足はしていたようだ。セリーナは他にもすごい化粧で合気道の衣装で出てきたりしたのだが、本人の名誉のためここには載せないでおく。なぜ、合気道か?話は少しややこしいのだが、前回のオリンピックでテコンドーで金メダルをとったことを言いたかったらしい。テコンドーの衣装は手に入らなかったので似ている合気道の衣装にしたらしい。うーん、これは理解しずらい。
日本チームは、浴衣と学生服のミスマッチで会場にアピールしていたが、なんだか少し誤解を与えるなあと思った。インドのサリーやチャイナドレスに対抗できるのは着物だろうと思うのだが、他のチームが重厚なイメージをかもし出していたのに比べると、少しなよなよしたものになっていた。ただ、アジアンデーでやっていたソーラン節のパフォーマンス(古いが一世風靡みたいなの)はなかなかよかった。
他にもインド、ベトナム、マレーシア、カリブ、ブラジル、トルコ、ロシアとそれぞれ個性的なパファーマンスを見せてくれたファッションショーはまあ少し高かったけど、なかなか完成度の高いもので結構楽しめた。
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金曜日は、タイムドエッセイの打ち上げも兼ねて、ひさびさに学校郊外のマレーシアレストランまで食事に行った。料理はいまいちで値段も少し高め(一人飲み物入れて35ポンド)だったが、ピアノのショーがあり、近くにいた僕らは冬ソナの曲を4曲もリクエストしてしまった。ピアノを弾いてくれた彼は、僕のフラットメイトのマレーシア人の友人で、専攻はエンジニアなのだが、音楽一家の出身らしく、なんと一度聞いた曲は楽譜なしで弾けるらしい。娯楽の少ないこの町でなかなか素敵な腕前を披露してくれて、その夜は冬ソナネタでおおいに盛り上がった。
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by otschan | 2005-01-30 00:51 |