夏学期(13週目:米中関係)

中央アジアの米軍撤退を 上海協力機構が宣言
2005年 7月 5日 (火) 21:53 by asahi.com

 【アスタナ5日共同】中国、ロシアとウズベキスタンなど中央アジア4カ国で構成する上海協力機構は5日、カザフスタンの首都アスタナで首脳会議を開き、共同宣言を採択、この中で中央アジアの駐留米軍の早期撤退を事実上要求した。同機構が米軍撤退に言及するのは初めて。また、国連安全保障理事会常任理事国入りを目指す日本など4カ国(G4)による安保理拡大案に慎重な対応を示した。

今回の宣言は、常任理事国入りを目指す日本を強く警戒する中国や、一極化傾向を強める米国をけん制したい中ロ両国の思惑が色濃く反映された結果と言えそうだ。

米軍はアフガニスタンでの軍事作戦のため、キルギスやウズベクに基地を設けている。宣言では、同機構加盟国内の軍事基地について「(撤退)期限を設けるよう求める」とし、理由として「アフガンの軍事作戦のピークはすぎている」と指摘した。


米が台湾に軍事介入なら「核使用も」 中国軍高官が発言
2005年07月15日12時22分 by asahi.com

 中国人民解放軍の朱成虎・国防大学防務学院長(少将)は14日、北京で外国記者団に対し、台湾情勢をめぐって米国が軍事介入するなら、中国が米国に対し、核攻撃をする用意がある、と語った。

 中国は公式には核の先制使用をしない立場を表明しているが、これまでも中国当局者が台湾問題で同様の発言をしたことがある。朱院長はタカ派を自任しており、米国を牽制(けんせい)したものとみられる。

 朱院長は「(中台)両岸の紛争に米軍が介入すれば、核攻撃の応酬になるかもしれない。西安より東の都市をすべて犠牲にしても、我々は核兵器で応戦する」と述べた。

 さらに朱院長は「台湾は中国の安全にとってがんであり、治療が必要だ。我々は世界のどの国も攻撃する意図はないし、米国の軍事力に挑戦するつもりもない。ただ、米国が(統一を)妨害した場合には備えている」と述べた。

 朱院長は海外駐在武官の経験者で、人民解放軍の重要なシンクタンクの責任者の一人。


⇒台湾が独立宣言する可能性として考えられるのは、2008年の北京オリンピックの前。2007年の選挙で民進党が勝てば、その可能性は高い。まあ、この人はともかく、中国政府が本気で米国と核戦争やる気なんかないと思うけど、本当にやったらどうなるんだろうねえ。おそらく、中国は負けちゃうと思うけど、そうなったら、中国の民主化も進むかな。それにしても、台湾って、中国にとって、そんなに大事なのかねえ。安全保障上の情勢は、今と変わらないだろうし、他民族の独立運動に波及するのを懸念しているとも言われるけど、台湾で民主主義が達成されても、そんなに影響なかったしな。まあ、記事が書いているように、米国をけん制する意味しかないような気がする。そして、こういうことを米国に対して言える中国がちょっとうらやましかったりする。中国は、上海協力機構の動きといい、結構アメリカに対して刺激的な動きが目立つけど、米国はちょっと反論した以外、ほとんど目立った動きを見せてない。大国の余裕でしょうか。それとも、イラクのことで手一杯なのかな。安全保障では米国頼みの日本(核を除けば本当は結構軍事力あるけど)って、近くにこういう国がいて(人口13億ってだけでも脅威。独占禁止法でも適用したいねえ。)、いろいろと難しいよなあ。旅行とかも楽しめなさそうだし。隣がEUだったらよかったのにねえ。
[PR]
by otschan | 2005-07-16 00:43 | 時事
<< 夏学期(13週目:熱海) 夏学期(13週目:不明な請求書) >>