10週目:春学期終了!

しばらく篭ってエッセイを書いていたが、今日は乗らないので、ブログでも更新してみる。
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この週は、20週間にわたった、セミナーが終了した週だった。これで、クラスの皆と毎週顔を合わすのも終わりかと思うと少しさみしい気もするが、正直終わってほっとしている。毎週のリーディングの課題は結構負担だったし、評価の対象にならないセミナーは、ヒアリングの練習みたいになっていた。1学期は、がんばって発言もしたけど、今学期はあまり発言する気もおきなくなってしまった。お金がもったいない気もしたけど、がんばる気力が足りなかった。以下は、セミナーの評価。

理論:これは最後まで本当にわからなかった。何がわからないかと言うと、なんのために理論があるのかわからなかった。理論は混沌とした現実世界の理解を深めるためになんらかの法則性を見出して、現実を解釈したり、将来予測をするための道具だというのが僕の理解だけど、ここでやった理論は、全然現実世界は出てこないし、逆に現実世界の話はと問題提起すると無視される有様だった。なんだか、あっちの世界でごちゃごちゃ難しいことを言っているという風にしかとれなかった。でも、なんと、最後の授業でエリオットが、課題論文の解説をしてくれて、これは本当によくわかった。最初から、こういう風にしてくれればよかったのに。でも、簡単なことをなんで、あんなに難しい言葉で語ろうとするのだろう。理論重視は英国アカデミズムの特徴らしいけど、アメリカのプラグマティズムに対抗して自分の職域を確保しているんだろうなあ。

アジア太平洋:クリスは、日本人の奥さんがいて、日本びいきで、すごく評判のいい先生ということで、楽しみにしていたのだが、授業中は、日本の過去の戦争をよくして、居心地はあんまりよくなかった。どうやら左よりの先生らしく、中国には優しかったなあ。まあ、クラスに5人も中国人がいれば、そうなるのかもしれないけれど。授業の内容は簡単だったし、中国オリンピックの際に、台湾独立宣言をした場合のシュミレーションなんかやったりして、理論の先生なんかに比べてよく工夫してたと思う。僕の発言は、右寄りで、中国人学生の反感を買っていたようなので、2学期はおとなしくしていた。この先生と仲良くなるかが、PHDへ行けるかどうかの鍵を握っていたような気もするので、まあ、もともとこの学校とは相性が悪かったのだろう。主義主張だけは、お互い譲れないもんね。

アジア開発:10カ国語以上も理解するというピーターは、東欧政治からアジア経済へと興味が移って今の教科を担当しているのだが、毎回1時間近く独演するという博学ぶりを見せていた。毎回リーディングについて、グループで発表するという課題はきつかったけど、この先生のレクチャーは楽しみにしていた。ほとんど発言する機会はなかったけれど、年齢不詳の謎のスコットランド人(態度が超でかい)との白熱したやりとりはおもしろかった。皆もそう思っていたんだろう。最後の日は、皆でスコッチをプレゼントした。でも他の国は知らないけれど、日本の高度成長が、国主導によるものだという解説は、少し古い気がした。タイのお米を食べないのも日本が保守的だからだと言っていたし。米の味が違うだけなんだけどねえ。

セミナーも終わったことで、金曜日は、プレセショナルのいつもの仲間で、パーティをした。今回はセリーナの当番で、台湾料理を堪能した。前日から仕込んだようで、餃子なんかは皮まで手作りという贅沢な食事だった。大根ケーキや、醤油で煮た卵、ビーフンや、マーボー豆腐など日本人なじみの料理がたくさん出ていて、よくがんばったなあと思った。
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by otschan | 2005-03-21 06:30 |
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